伝説エピソード④：経営難を乗り切る戦略に立てた2度の買収計画が失敗
社名がライブドアに変更してから、2004年に大阪近鉄バファローズの買収を申し出ましたが拒否されました。
そのあと東北にプロ野球団を設立する計画を発表(球団名は仙台ライブドアフェニックス)しましたが、実現はできませんでした。
都内で開かれたライブドア堀江貴文社長の会見
そもそもなぜ球団を買おうとしたのか、理由を聞いたインタビュー記事があります。
そもそもなぜ、近鉄バファローズの買収を考えたのでしょうか。何が魅力的だったのですか？
当時のCFO（最高財務責任者）が大の野球ファンで、常々『うちの会社がでかくなったら野球チームを持ちたい』と言っていたんです。でもさすがにうちでは買えない額だったので他に買える球団はあるんじゃないかと思って調べていたら、近鉄が買えそうだと判明しました。当時、近鉄も経営不振で球団を手放したがっていたんですよね。
その頃売上はいくらぐらいだったんですか？
40～50億あったので買えるかな、という感じだったんですよ。プロ野球はスポーツ新聞の一面はストーブリーグの季節も含めて、1年を通して大体、8、9割が野球。テレビも『プロ野球ニュース』など、ほぼ全局がプロ野球のニュースを毎日必ず放送する。12球団しかないからめちゃくちゃメディアに出る。しかも、社名が出るじゃないですか。圧倒的な知名度が魅力的でしたね
いくらぐらいで買えそうだったんですか？
20億ぐらい。
プロ野球団設立については楽天（東北楽天ゴールデンイーグルス）と参入を競い合いましたが、審査の結果、経営体力の不足などが指摘され楽天に参入が決定しました。
（球団運営は）もちろん、自分たちでやれたほうがベスト。でも、楽天が参入したことは僕らにとってもベターだから。1位にはなれなかったけど、世の中が良くなったなと思っています。
ライブドアの球団買収がつぶされたのは，日本の構造の問題だと思います．
日本は，既得権益が異常に強く，なかなかイノベーティブな企業が出てきません．— kimtaka (@kimtaka7) January 16, 2023
ね、球団も買おうとしてたって！
過激な買収はどうかと思うけど、ライブドアがやろうとしてたこと、面白いなって素直に思います。事件は・・・もう情報錯綜しすぎてて、私には意味不明でしたが・・・
— Ariri (@Ariri_bp) January 18, 2025
ナベツネさんが亡くなって思うのはやはり1リーグ制導入の件かな…個人的にはライブドアの堀江さんが近鉄買収に手を挙げてくれなかったらプロ野球は1リーグ制になって終わっていたと思う。今でも堀江さんには感謝してるし楽天ではなくライブドアに球団を持って欲しかった。プロ野球を救ったのは堀江さん
— モンキー坂元 (@monkeysakamoto) December 20, 2024
もう一つ、ライブドアがある企業に買収を名乗り上げ、世間を騒がせたエピソードがあります。ある企業とは、ニッポン放送です。
元々ラジオから発信してきた世の中ですが、テレビが誕生して以来、あっという間に母体のラジオを追い抜いていきました。その結果、稼ぎ頭フジテレビの筆頭株主がニッポン放送のままになっていて、巨大な子(フジテレビ)よりも親(ニッポン放送)が小さいという「資本のねじれ」が生じました。
そこにライブドアが目を付けて、時間外取引を使ってニッポン放送株の29.5％を取得したことでフジテレビや世間に衝撃を与えました。2005年のことです。ライブドアの敵対的買収によるフジサンケイグループの乗っ取りともいえるような買収合戦の始まりです。
2005年 ニッポン放送の株取得を巡った戦いの構図
ニッポン放送を買えばフジテレビが付いてくる
この買収の狙いは、ニッポン放送についてくるフジテレビが持つ絶大な影響力を使ってライブドアの知名度を上げることでした。
ニッポン放送＆フジテレビとライブドアの株取得合戦のやり取りについては、私は専門家ではありませんのでここでは割愛しますが、最終的には両者の和解が成立し、ライブドアが所有するニッポン放送株をすべてフジテレビに譲渡し、その対価としてフジテレビがライブドアに出資することが発表されました。
その後、ニッポン放送は公開買い付けによって自社株を取得し、ライブドアの議決権比率を下げたあとに上場を廃止し、フジテレビとの株式交換によってフジテレビの完全子会社となりました。
さらに、フジテレビが持株会社フジ・メディア・ホールディングスに移行したことで、ニッポン放送は、フジ・メディア・ホールディングスの完全子会社となったことでねじれを解消し、一連の話題は終了となりました。
20年前の2月8日、ライブドアは電撃的にニッポン放送株を大量取得しました。当時小学生だったので全然理解してなかったのですが、めちゃくちゃ面白い資本の戦争が繰り広げられていました。村上ファンドや、SBI…／ライブドア騒動から20年。フジテレビを追い詰めた28分の買収劇 #NewsPicks #NPレポート https://t.co/0ceqOzn2g6 pic.twitter.com/0kJARwOt8v
— Minori Yanagibashi／柳橋泉紀 (@Yanagibashi1106) February 22, 2025
過去のポイズンピル事例
ニッポン放送(フジテレビ)
ライブドアの買収が企業価値を損なうと証明できず、防衛策が「経営陣の保身」と判断され裁判所が差し止めブルドックソース
株主総会で80%以上の賛成を得たため、裁判所が防衛策を認めた丸井、SBI、サイバーとはもう話しつけてるのかな pic.twitter.com/QwrYpVDjKb
— 証券マン@アクティビストまとめ (@nomurasyo) March 19, 2025
買収はうまくいかなかったけど、手を挙げることで世間的に話題になり、それはそれでライブドアの知名度が上がることも計算に入れてたのかもしれないね
伝説エピソード⑤：週刊誌で初のヌードを披露していた！
まさか！なんですが、堀江さんが雑誌でヌードを披露していた過去がありました。
2011年に発売した週間プレイボーイ28号に「6・20ホリエモン収監密着ドキュメント」として、「ホリエモン収監直前ヌード」という面目でグラビアに挑戦しました。撮影者はリリー・フランキー氏です。
「収監直前ヌード」として披露するホリエモン
キャーーーッ!!!!!!!(涙)
落ち着けって(笑) にしてもいろんな意味で勇気あるな
ラストグラビアとありますが、ファーストやセカンドはなくこれが初めてです。収監される前の最後という意味でしょうか。
そして、刑期が終わり収監後にもグラビアとして1年9ヵ月ぶりに復帰しました。この時はかなり痩せ細っています。
「復活グラビア」としてヌードを披露するホリエモン
イチゴのパンツがセクシーポイントですが、なぜか切ないですね。ちなみにこれは2013年に発売した週刊プレイボーイ4月22日発売の18・19合併号の見開きページです。撮影者は同じくリリー・フランキー氏です。
な、なぜ脱いだのかしら…？
……。さあ
ラストグラビアはポスト熊田曜子として復活グラビアはポスト壇蜜です。なかなかの狙いどころです。
ホリエモンのヌードの写真を覚えてるやつとしか友だちになったことない
— ☃️ (@nekodasai) March 14, 2023
家でホリエモンのヌードグラビアみたいなポーズになってる時ある
— たくを (@takuwodayo) July 17, 2024
お父さんの体型がホリエモンのヌード写真みたいだった…
— てんてこま〜い (@TENTEKOMAI_vr) March 17, 2023
YouTubeでホリエモンのヌード写真が流れてきてくっそワロタw
— ポンタクP@有村麻央担当 (@takuma20081122) July 4, 2021
ホリエモンのヌードグラビアが出たの2011年の事なのか
画像は普通に面白かったので、マイクロビキニとか挑戦してみて欲しい— 鼻下モッコリマン(鬱病) (@obasan84) March 19, 2025
ちなみに自身のヌードに関して堀江さんの発言はこんなこと言ってました。あるトーク番組バラエティの一幕です。
(トーク番組MC)結局、堀江さんがヌードにされちゃってましたもんね。リリーさんに。はじめ宮沢りえさんにインスパイアされていたのかと思って笑っちゃった(笑)。
ちがうよ！ それはどうでもいいんだよ(笑)。だから、当時はニュースになりそうなことを色々チャレンジしていて、最終的に球団買収をしてみたという話。
あまり語りたくない雰囲気ですね～(笑)。
堀江さんのことだから完全にノリでやってた感じぽいね！
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