伝説エピソード⑦:『リアル鬼ごっこ THE ORIGIN』でテレビドラマ初レギュラー出演
横浜流星さんが初めて連続テレビドラマを出演したのは、「リアル鬼ごっこ THE ORIGIN」でした。もちろん脇役ではなくレギュラー出演です。

2013年4月から放送した連続ドラマ「リアル鬼ごっこ THE ORIGIN」
鬼ごっこと言っても、子供たちが楽しくかけっこをするようなものではありません。

楽しい鬼ごっこと言えばこれ
内容を見ますと生死が関わっているのでかなりシビアでハラハラします。1話あたり30分くらいですしテンポが早いので展開も良くサクサク見れます。

横浜流星(当時16歳)の連続TVドラマ初出演時
具体的にはどのようなドラマなのかをまとめてみましたので、こちらをご覧ください。
流星さんの役割は、自分と同じ姓を持つ主人公の本郷奏多(佐藤翼役)をサポートしながら、共に指定された時間内で鬼からの襲撃から身を守り生き残りを目指していきます。
かなりの重要な役で、流星さん演じる佐藤洋の活躍で物語が進行していくことが多いところに注目です。
SNS上ではたくさんのコメントが挙げられていました。
リアル鬼ごっこで初めて見たけど横浜流星かっこいい
— SfL (@setsuna3547) June 15, 2013
リアル鬼ごっこの横浜流星イケメンすぎて永遠に顔みてたい
— なおすけ (@naosuke_pad) February 4, 2020
私の中の横浜流星は、「リアル鬼ごっこ origin」からですわよー!
— まさえ@2022/6/25Happy💚🐺🍙 (@h_na_mii) October 12, 2022
横浜流星君はリアル鬼ごっこで見てイケメン優男だと思って惚れた pic.twitter.com/d20NDG5Qu8
— Riku (@riku_nico_25) July 24, 2016
暇でリアル鬼ごっこ観てたら急に横浜流星登場してまじ沸いたんですけど〜
これが初のテレビドラマレギュラー出演らしい!
約6年前の横浜流星ちょっと舌足らずで可愛い///💕
(女オタ風ツイ、偏見強め) pic.twitter.com/IQ4ilMh9sE— せ – さ ん (@my_worker1422) November 28, 2019
横浜流星くんが最近人気上昇中らしいから
ぜひ、オススメさせてほしい!!!リアル鬼ごっこ の 横浜流星くん やばいぜ
走ってる姿やアクション 最高だぜ
そして、そのリアル鬼ごっこ の
主演はあの、本郷奏多ですぜ2人が演じる 少年たち の絆 が本当にいい
最高だぜ!!!!! pic.twitter.com/zD3vU52Ner
— さんま定食1/26 a! (@little_boylove) March 12, 2019
流星さんご本人に対するこのドラマに関したインタビュー記事がありました。フレッシュな印象があり、当時どのような姿勢でお芝居に取り組んでいたのか、よくわかります。

『リアル鬼ごっこ THE ORIGIN』も、本格的なドラマ初出演ですよね。佐藤洋を演じてみて、いかがでしたか?

洋は、僕と違う性格だったりするので、最初は少し不安でした。

どういう部分が違うんですか?

洋はちょっと悪ガキな部分があるんですけど、そこは違うかなって。明るい性格ではあると思うけど、洋ほどヤンチャな性格じゃないんです。なので、クラスにいるヤンチャな男子を観察して、洋に活かせないかな? と勉強したりしました。

初めてドラマに出演して、一番驚いたことはなんですか?

驚いたことはたくさんあるんですけど・・・色んな角度から同じシーンを何回も撮影したりするところは、とても驚きました。こうやってドラマって作られてるんだなって。

アクションシーンも多かったと思いますが、そのあたりは大変でした?

運動はもともと好きなので、大変ではなかったです。

空手をずっとやられてるそうですが、空手の動きは活かされました?

鬼に立ち向かっていくところは、少しは活かせたかもしれません。でも、鬼に追いかけられたり、生死に関わったことはないから(笑)、そういう気持ちを作るのは、とても難しかったと思います。

たくさんのことを学べる現場になりましたね。

そうですね。洋を演じてみて、勇気をもらった気がするんです。ここで経験出来たことを、また違う作品で活かせるようにもなりたいですね。
あともう一つが、主人公を演じた本郷奏多さんと横浜流星さんのスペシャル対談もありました。本郷さんも流星さんと同じ芸能事務所に所属していますので、先輩後輩の間柄だけではなく共に1つの作品に取り組んできた同士、仲間ならではのやりとりを聞くことができます。

今回の作品が初共演であり初対面だったお二人ですが、お互いの第一印象は?

僕が演じる翼と流星が演じる洋は同級生で親友という関係なんですが、実際は僕たち6才も違うんです。しかも、洋のほうが物語に対する展開力があるキャラクター。正直、初めはそのへんのバランスがちょっと心配だったんですが、流星のいい具合のアホさというか素直さで(笑)、想像以上にすんなり行きました。

ありがとうございます(笑)! 会う前は奏多くんってすごいクールな印象で、あんまりしゃべってくれないんじゃないかと心配していたんですけど、実際に会ったらたくさん話しかけてきてくれて…。ほんとにすごく優しくて、初めての連ドラ撮影も楽しく過ごすことができました。

2人で一緒に走るシーンも多かったですね。

僕は陸上部で高校生チャンピオンという役なんですが、実際走ったら全然流星のほうが早い(笑)。なので、走るシーンの直前には『流星、分かってると思うけど7割で走れよ』ってこっそり…(笑)

運動大好きなので楽しかったです。あ、でも、待ち時間に奏多くんに野球を教わったんですが、すごい笑われました。

なんか動きが変で、計り知れないものを感じました(笑)
これらのインタビュー記事のことをもっと詳しく知りたい、ということでしたらこちらから全ての内容がわかりますのでご覧ください。

このドラマではとにかく走るシーンが多いので、流星さんの足の速さにも注目が集まるよ
伝説エピソード⑧:芸能界で生きていこうと決めた戦隊シリーズ出演後は1年間仕事がなかった
30歳を過ぎた現在の流星さんはすっかり俳優の顔になり、多忙な毎日を送られていることかと思いますが、ある時期に仕事が来ないことがあって悩んだことがあったようです。
そもそも俳優の道を進むことになったきっかけの一つが、戦隊シリーズ「烈車戦隊トッキュウジャー」の出演です。仕事がなかったのはそのあとのことでした。

横浜流星が出演した「烈車戦隊トッキュウジャー」の表紙
流星さんのトッキュウジャーの役は、ヒカリという青年でトッキュウ4号として悪と戦うヒーローでした。トッキュウジャーは比較的にストーリーに厚みがあってドラマ性が高いので、見る側として楽しめる要素がかなりありました。

横浜流星が演じるヒカリが返信するトッキュウ4号
メンバーの一人ですから、もちろん出番も多いです。ドラマ部分もありましたので、流星さんが挑むのには十分な配役だったのではないでしょうか。
でも何か起こればすぐ変身しますし、志尊淳さん(トッキュウ1号)のようなセンターとは若干の出番数に違いはあります。

烈車戦隊トッキュウジャーに出演した横浜流星のシーンまとめ
では改めてですが、トッキュウジャーとはどのような内容なのか、ご存じない方も多いと思いますのでまとめてみたのでご覧ください。
2015年の2月でトッキュウジャーが終わったあと、横浜流星さんとして人生の分岐点に立ちました。
高校3年生のときに大学進学するか、格闘家の道にいくか、芝居の道を選ぶかで迷い、自分が一番楽しいと思えるのが芝居だったと言う流星さん。

17歳から1年間、「烈車戦隊トッキュウジャー」という作品をやらせていただいて、初めて長期間じっくり役に向き合ったんです。その経験から18歳のときに大学進学をせず、この世界で生きていこうと決めました。
「芝居の楽しさを知って、覚悟を決めてこの世界に入った」と語る流星さんでしたが…。

でもそこから半年間くらい仕事がなかったんです。「あれ?」って思いました。自分の選択は間違ってたのかな? と。同い年の役者はどんどん仕事が決まっていくのに、自分はオーディションで落ちる。「なぜ、どこがダメなんだろう?」と、勝手に自分と人を比べて落ち込んだりしました。

『ちはやふる』(小泉徳宏監督)のオーディションを受けましたが落とされ(笑)「戦隊(物の)芝居が抜けてない」と言われて落ちてしまう状態が続いていました。
子ども向けのドラマではわかりやすく芝居をする癖がついていたため、この癖を抜くために、

自分がやるべき事をやっていこう、ということでいろいろな演出家のワークショップ通ったり、インプットをしたりした結果、いろいろな機会をいただけて今ここにいます。腐らなくてよかったです、あの時。

(戦隊芝居を)抜くの大変だったし、だいぶ時間かかりました…。

「戦隊芝居」っていう言葉があるんだ…

同じお芝居でも違うのね…

じゃあ今までに出た俳優さんで「戦隊芝居」を抜くのに苦労した人もいたってことだよな
とは言っても流星さんのアクションシーンには驚きます。トッキュウジャーの本編内では、ヒカリは幼い頃に空手の指導を受けたことがある、という設定なので空手を披露するシーンがあるのですが、その動きは下手なスタントマンよりもはるかに動きがキレキレなんです。

トッキュウジャーの作中でのアクションシーンに注目!
今となっては横浜流星さんは俳優であると同時に空手の腕前がすごいとわかっていますので、その目線で改めて見てみると流星さんの動きにかなり驚くはずです。
子供向けの戦隊ものと言いたいところですが、実はアクションシーンはかなりのクオリティーがあるのもこの作品の見どころの一つだと言えるでしょう。

ストーリーにも注目だよ。ヒカリが戦う敵側にも、かなり深いストーリーが展開されます。
SNS上でもコメントが多数書かれていますが、流星さんが戦隊シリーズ出身だというのは、ファンの方であれば知っている人は少なくないようです。
冷静に考えて、志尊淳と横浜流星の超売れっ子2人が共演してたトッキュウジャーえぐくね
— あまね👾🛸💜🦊🍓🥃🪄✨ (@amn_2i22) January 6, 2025
ちなみに俺は横浜ガチ勢です
10年前のトッキュウジャーもこの様に一話から録画してます
特撮俳優は無条件で推しです
放課後グルーヴも雪女はJKも全話録画してあります
俺は横浜流星を語る資格が十二分に有ります
横浜は俺が育てたと言っても過言ではありません#横浜流星 #トッキュウジャー pic.twitter.com/NDasGo21fb— 白帯王 (@kingofwhitebelt) July 20, 2024
↓↓↓トッキュウジャーの内容とは離れますが、2025年大河ドラマ主演の流星さんの着物色とトッキュウ4号のグリーンとを掛け合わせたコメントです
大概何か重いものを背負ってきたので陽キャのプリンスが新鮮だし、緑の着物姿はトッキュウジャーのヒカリが重なるし、何よりタイトルバックの最初に刻まれた「横浜流星」の名前にもう感無量で泣いた…自分のこと以上にうれしい…うれし涙だから許して…。・゚・(ノД`)・゚・。#大河べらぼう#横浜流星 pic.twitter.com/TOohz9rZda
— あっきん (@akkin_iolite) January 5, 2025
#シンとんえびの日常
けん玉=三山ひろし違いましたね
私は甥っ子が観ていた
トッキュウジャーのけん玉=ヒカリ=横浜流星
だったんですよ🤣やっぱりこれでした
忘れないように買いましたね
ぬい撮りできますねフリマアプリ便利🥰 pic.twitter.com/DIuAp2fwlz
— :。( ˶・࿁ ・ ꒰・-・˶ ꒱。:゚ (@tonebi100102) January 4, 2025
さて、最後にもう一つ考察したいことがあります。この項のタイトルに書かれている「戦隊シリーズ出演後は1年間仕事がなかった」、ことについてです。
この1年間というのは流星さんのウィキペディアに書かれているのですが、実際は半年間だったのではないか、ということです。
他のネット記事でも1年間仕事がなかった、と書かれているのをいくつか見かけたのですが、ちょっと違う気がします。
まあ特に議論を交わすほどの話題ではないですし、トッキュウジャーの撮影がクランクアップしたあとの空白の時間を入れれば1年!と言えるのかもしれません。
トッキュウジャーがテレビ放送を終えたのは、2015年2月15日ですが、その半年後に主演舞台を2つ出ているんですね。一つが「武士白虎 もののふ白き虎 -幕末、『誠』に憧れ、白虎と呼ばれた若者達-」でもう一つが「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE ~さよなら絶望学園~」です。

2015年 横浜流星主演 舞台「武士白虎 もののふ白き虎 -幕末、『誠』に憧れ、白虎と呼ばれた若者達-」

2015年 横浜流星主演 舞台「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE ~さよなら絶望学園~」
さらにトッキュウジャーが終わった同じ年に2015年9月28日から短期間ですがテレビドラマで「JKは雪女」に出演していたことがはっきりしています。

2015年ドラマ「JKは雪女」のシーンまとめ
さらに確定させるポイントが、先ほどの流星さんのコメントです。

半年間くらい仕事がなかったんです。
決してウィキペディアの内容を否定しているわけではありませんからね。
期間はどうあれ(期間にこだわりましたが…)仕事がしばらくなかったことは事実のようです。トッキュウジャー最終回の半年後に流星さんの次の舞台紹介やドラマの予告など世間にさらっと流れていたと思われますが、流星さんご本人にとってはコメントの通り次の仕事が来るまでの半年間はかなり焦りがあったのではないでしょうか。
戦隊シリーズに出演できた!=今後も仕事が続く、ということではないようです。流星さんの場合は「戦隊芝居」が尾を引いていたことが要因の一つだったことはこれで明らかになっています。
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