このページはこのシリーズを初めてやる方に向けて書かれています。
CPU戦でまず何を覚えるべきか分からない、という方はぜひ見て行ってください。
使いたいキャラクターがすでに決まっている方は、最基本テクニックの項まで飛ばして下さい。
ここではディシディアの基礎知識についての解説を行います。
初めから対人戦で勝つ!というのは中々難しい話ですので、未経験者はせめて数回はCPU戦で基本的な動きを覚えるのが良いでしょう。
注意してもらいたいのは、CPU戦がいくら上手くても対戦で勝てるわけではない、ということです。
立ち回りのセオリーもまるで別物ですし、反応にパターンがあるCPUと対策を講じてくる人間とでは違って当然です。
主に「キャラクターを動かす」ために、最初に絶対に覚えるべき重要テクニックを記載してあります。
コマンドは全て初期配置のものになります。
※もしわからない単語があったら、用語集をご参照ください。
「RⅠ+Ⅲボタン」で、壁や木、段差などを駆け登ることができます。
ジャンプでは登れないようなところへ移動する時には必須なので、必ず覚えましょう。
ちなみにコマンドは、RⅠ押しっ放しでダッシュしつつ、壁にぶつかったらⅢボタンも押す、という操作で出すことができます。
また、Ⅲボタンは押しっぱなしではなく、キャラクターが登り始めたら離しても大丈夫です。
ダッシュゲージを消費することに注意しましょう。
今作では、各アクションの後隙を、ステップの他にダッシュでもキャンセルすることができます。
攻撃後の後隙を減らしたり、壁激突からのコンボを狙う際には必須のテクニックなので練習しておきましょう。
やり方は簡単で、ブレイブ攻撃やHP攻撃をヒットさせた直後の動けないタイミング(硬直)でダッシュをするだけです。攻撃の最中からダッシュを入力しっぱなしにすれば最速でダッシュキャンセルをしてくれます。
多段のブレイブ攻撃の場合は最終段のみキャンセルできるケースが多いです。
一部のキャラクターはブレイブ攻撃がヒットしなくてもダッシュキャンセルすることが可能です。
ただし例外として、セフィロスはキャラクターの特性上、ジャストタイミングでダッシュを入力することを求められるため押しっぱなしは推奨されません。
各種攻撃のヒット時の他に、EXスキルもキャンセル可能です。
今度は操作するにあたって覚えておきたい基礎知識を紹介します。
実践と実感は基本テクニック共々、一つずつ覚えて行けば大丈夫です。
ディシディア独自の「ブレイブシステム」については、前項でご理解いただけたかと思います。
簡単にまとめると、以下の通りです。
ブレイブ=今の自分の攻撃力
ブレイブ攻撃=ヒットすると、相手のブレイブ値を奪い、自分のブレイブ値に加算する
HP攻撃=ヒットすると、自分のブレイブを全て消費して、ブレイブ値分のHPダメージを与える
では、ブレイブは出来るだけ溜めた方が良いのでしょうか、それともこまめにHP攻撃を当てて消費した方が良いのでしょうか。
ここで、「高ブレイブ補正」というシステムをご説明します。
※ 以下での「ダメージ」とは相手に奪われるブレイブ値のこと。
高ブレイブ補正とは、自分が所有しているブレイブが多ければ多いほど、受けるダメージが増加するというシステムです。
例えば、自分のブレイブが1000(基礎値)の場合、敵から受けるダメージは敵の技の威力そのままとなります。
しかし、自分のブレイブが1900だった場合、敵から受けるダメージは敵の技の威力に20%加算されたものになります。
高ブレイブ補正により上昇するダメージ量は、下記のようになっています。(不確定)
攻撃を受ける側のブレイブ | ダメージ増加率 |
1500~2000 | +20% |
2000~2500 | +40% |
2500~3000 | +60% |
3500~4000 | +80% |
4000~4500 | +100% |
つまり、自分が大量のブレイブを持っていれば持っている程、敵にブレイブを取り返されやすいということになります。
ブレイブを多く持っていれば、1回のHP攻撃で大きなHPダメージを与えることができますが、HP攻撃を当てる前に敵のブレイブ攻撃に被弾してしまうと、
敵に多くのブレイブを渡してしまうことになります。
ブレイブは出来るだけ溜めた方が良いのか、それともこまめにHP攻撃を当てて消費した方が良いのか、という問いに対する答えですが、
実際は状況次第なところはあります。しかし、HP攻撃を当てる算段もなくブレイブを溜め込むという行為は不利以外の何物でもありませんので、
基本的にはこまめにHP攻撃を当てていった方が良いでしょう。
雑に説明してしまえば「当てられるときには当てろ」です
誘導とはなんなのか?
相手が魔法の弾(例えばティナのファイラ)を撃ちました、弾がこちらに向かってきます。
あなたは相手のいる方向から直角…つまり真横に歩きました。
不思議なことに、弾は歩き出す前の位置には向かわず緩やかにカーブしながらあなたのキャラクターの方へ飛んできます。
そして、歩いているにも関わらず弾に当たってしまいます。
誘導してますよね。
ただし、その誘導も撃てば確実に当たるような強いものではなく、
基本的にダッシュでのより速い移動や、ジャンプ・ガード落下等の上下動があればある程度までは誘導を振り切ることができます。
また、後述のステップを使えば、誘導そのものを切ることが可能です。
ステップ(LⅠ+ステップしたい方向に左スティックを倒す)は、相手の攻撃の誘導をある程度切ることができます。
具体的にどういうことかと言うと…。
相手の攻撃は、ステップした瞬間にいた場所に向かって行きます。
魔法などの遠距離攻撃はもちろんのこと、近接攻撃を振ってきた相手が目の前にいても、ステップする(誘導、向き補正を切る)ことで回避が可能です。
敵の行動によってはステップでは移動距離が足りず、回避が間に合わない場合もありますが、
誘導切りは相手の攻撃を避ける上で非常に強力な役割を担っています。
ただし、飛び道具による攻撃は、対象の近くに来るまではステップをしても誘導が切れません。
強力とはいえ当然リスクもあります。
今作のステップは既存作とは違い無敵時間が全く無く、ステップ後の硬直も大きくなっており連発はできません。
ステップするタイミングが早すぎると、相手の技によっては向き補正が切れないものあるので注意が必要です。
そのため、基本的には攻撃を引きつけて行う必要がありますので、不用意なステップは禁物です!
「不安だからとりあえずステップをしておこう」というのは非常に危険な行為なのでやめましょう。
ここまで基本的な技術と知識をお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。
必須テクニックを覚えてCPU戦を遊ぶだけでゲームの雰囲気は伝わったと思います。
何度か触ってみて、今まで説明したことがどういうことなのか、なんとなくでも分かってもらえれば幸いです。
初心者指南(その2)からは対人戦に向けた立ち回り編に突入しますが、上達の近道は見ることだと言われています。
他の人と自分のプレイを見比べ、その違いを考える…といった研究を重ねていけばきっとすぐに上手になれるはずです。
今はYoutubeやニコニコ動画などでいつでも他の人のプレイが観られますからぜひ活用して下さい。
この先覚えることはまだまだありますが、あきらめずにがんばって下さい。
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